74年目の原爆の日に際し、核兵器のない世界の実現への誓いを新たにし、広島・長崎におけるすべての原爆犠牲者のご冥福を祈り、ご遺族の皆様、今なお健康被害や心の傷に苦しんでおられる皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

以前も何度か書いたことがありますが、私が政治を始めて意識したのは、小学校2年生の時、『ひろしまのピカ』という本を読んで読書感想文を書いた時でした。

「将来、平和な世の中のために政治家になる」と書きました。

実家を離れて、行政書士事務所を開業した豊島区の区議会議員になって、『ひろしまのピカ』の丸木位里・丸木俊は池袋モンパルナスゆかりの作家ということを知ってから、豊島区の事業として原爆の図の展示をしたいと思い、新庁舎建設が進み、1階に多目的スペースができるとなって、豊友会「豊島区の原爆被害者の会」のご尽力もあり、新庁舎での展示が実現しました。

その後、豊島区在住の作家のアーサー・ビナードさんと勉強会をしたりのご縁もあって、あたらめて原爆の恐ろしさを語り合う機会もありました。

いかなる状況下でもいかなる理由があろうとも正当化される戦争はないと思います。
ましてや非人道的な核兵器の使用はあってはならないこと。

昨年7月、国連で核兵器禁止条約が採択されましたが、我が国はその交渉にすら参加せず、条約に加わらなかったことは誠にもって残念で、本来は日本こそが核保有国と非核保有国の橋渡しとなり、国際社会の先頭に立って核兵器廃絶を進めていくべきと考えます。

被爆者の会の方にお話を伺うと、被爆者の方は高齢化し活動が難しなっていることや、胎児被爆の被害もあり、十分に確認されていないこともあるとのこと。

戦争や被爆の記憶を風化させることなく、原爆症認定の遅れに伴う援護措置の遅延等、諸課題の解決を政治の責任で旗つべきと考えます。